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概要: 内部クラス | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |
PersistenceService
は、信頼できない実行環境で実行されているアプリケーションに対しても、クライアントシステムでローカルにデータを格納するためのメソッドを提供します。このサービスは、cookie メカニズムで HTML ベースのアプリケーションを提供するサービスにいくぶん似ています。
持続データストアの各エントリは、URL によって名前が付けられます。このため、従来のファイルシステムと同様の階層構造が構築されます。
アプリケーションは、そのコードベースの基となる URL によって格納されたデータだけにアクセスできます。たとえば、コードベース http://www.mysite.com/apps/App1/
を指定すると、アプリケーションは次の関連 URL にあるデータにアクセスできます。
http://www.mysite.com/apps/App1/
http://www.mysite.com/apps/
http://www.mysite.com/
このスキーマを使用すると、同一ホストの各種アプリケーション間でデータを共有できます。たとえば、別のアプリケーションが http://www.mysite.com/apps/App2/
に格納されている場合は、http://www.mysite.com/
および http://www.mysite.com/apps/
の各ディレクトリ内のデータをアプリケーション間で共有できます。
JNLP クライアントでは、特定のアプリケーションが使用する記憶容量を追跡する必要があります。PersistenceService
の実装では、現在の記憶域使用率と制限を確認するメソッド、および記憶域を追加要求するメソッドを提供します。記憶域はファイルごとに割り当てられますが、JNLP クライアントでは通常、アプリケーションが使用する記憶域の全容量に基づいて要求を許可または拒否します。
この機構を使用して格納されたデータは、リモートサーバに格納されているデータのローカルコピーとして使用されます。個々のエントリには、サーバが最新のコピーを備えていることを意味する cached、サーバが最新のコピーを備えていないことを意味する dirty、またはファイルを常に再作成できることを意味する temporary のいずれかのタグが付けられます。
フィールドの概要 | |
static int |
CACHED
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static int |
DIRTY
|
static int |
TEMPORARY
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メソッドの概要 | |
long |
create(java.net.URL url,
long maxsize)
指定の URL によって名前が付けられた、クライアント側の持続ストレージのエントリを新規作成します。 |
void |
delete(java.net.URL url)
指定の URL に関連したストリームをクライアント側の持続データストアから削除します。 |
FileContents |
get(java.net.URL url)
このファイルの内容を表す FileContents オブジェクトを返します。 |
java.lang.String[] |
getNames(java.net.URL url)
指定の URL の全エントリの名前が含まれている文字列の配列を返します。 |
int |
getTag(java.net.URL url)
指定の URL に関連した持続データストアエントリのタグの現在値に相当する int を返します。 |
void |
setTag(java.net.URL url,
int tag)
指定のタグ値を使用して、指定の URL に関連した持続データストアのエントリにタグを付けます。 |
フィールドの詳細 |
public static final int CACHED
public static final int TEMPORARY
public static final int DIRTY
メソッドの詳細 |
public long create(java.net.URL url, long maxsize) throws java.net.MalformedURLException, java.io.IOException
url
- 持続データストアのエントリの名前を表す URLmaxsize
- このエントリに書き込める最大記憶容量java.net.MalformedURLException
- アプリケーションが指定の URL によって表された持続データストアへのアクセスを拒否された場合java.io.IOException
- 入出力例外が発生した場合、あるいはエントリがすでに存在している場合public FileContents get(java.net.URL url) throws java.net.MalformedURLException, java.io.IOException, java.io.FileNotFoundException
FileContents
オブジェクトを返します。url
- 持続データストアのエントリを表す URLjava.io.IOException
- 入出力エラーが発生した場合java.net.MalformedURLException
- アプリケーションが指定の URL によって表された持続データストアへのアクセスを拒否された場合java.io.FileNotFoundException
- 指定の URL の持続データストアが見つからない場合public void delete(java.net.URL url) throws java.net.MalformedURLException, java.io.IOException
url
- 持続データストアから削除するエントリを表す URLjava.net.MalformedURLException
- アプリケーションが指定の URL によって表された持続データストアへのアクセスを拒否された場合java.io.IOException
- 入出力例外が発生した場合public java.lang.String[] getNames(java.net.URL url) throws java.net.MalformedURLException, java.io.IOException
url
- エントリ名の検索対象となるルートディレクトリを表す URLString
配列java.net.MalformedURLException
- アプリケーションが指定の URL によって表された持続データストアへのアクセスを拒否された場合java.io.IOException
- 入出力例外が発生した場合public int getTag(java.net.URL url) throws java.net.MalformedURLException, java.io.IOException
int
を返します。public void setTag(java.net.URL url, int tag) throws java.net.MalformedURLException, java.io.IOException
url
- タグ値を設定する持続データストアのエントリを表す URLtag
- 設定するタグ値java.net.MalformedURLException
- アプリケーションが指定の URL によって表された持続データストアへのアクセスを拒否された場合java.io.IOException
- 入出力例外が発生した場合
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